「せんせー、ちょっとお話があるんですけど」
名古屋のとある場所で、
「なんでしょうか?どうかされましたか?」
「じつは私だめですの」
この方は訪問マッサージの患者さんではないのですが、よく顔を合わせるので、挨拶代わりにお話をしていました。
「なんだか気持ちが落ち込んで、うつになりそうなんです。」
「この前も娘さんが面会にこられていたでしょ。そんなお顔をしていると心配をかけてしまいますよ。」
「そうなんです。娘がもっと来てくれればいいんですけど。あれは、私にとって薬です。」
こんな会話をたびたびしていると、娘さんが面会にこられたときにこういわれました。
「最近、お母さん元気になった様におもいます。」
確かに、私が見ても、以前より元気になってきた様にみえます。
実は、この方とおしゃべりする様になり、ほかの患者さんの治療の時、この方も近くにおられると話をふっていたのです。
ときには若い娘時代のエピソードを話され、みんなで冗談をまじえて笑いながらリハビリ・マッサージ治療をしていました。
やはり、自分の話を聞いてもらえる人がいること。たわいのない話でも冗談を言って笑っていられることが必要だったのでしょう。
この後、マッサージの依頼が娘さんから来ましたが、残念ながら訪問マッサージの対象外で治療として伺うことはできませんでした。
訪問マッサージ 名古屋 北区 ジャーミン

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