名古屋近郊の施設に訪問マッサージをしに行ったときの話です。
嚥下困難の比較的に若い利用者さんがいます。車イスの生活をされ、リハビリもしています。
そして私にこう話をしてきました。
俺は胃ろうでおやつの時にプリンぐらいしか食べさせてもらえない、以前、市大病院で診てもらった時には普通にちかいものが食べれた。ここに来たらプリンしか食べさせてもらえない。
そうなんですか。そのことはこの施設の方に言ってありますか?
なんども言ったけど食事の許可をしてもらえないんだわ。
じゃあ私から一度きいてみましょうか。
施設長さんに聞いてみると、今の医者からは許可が出ていない。利用者さんにもなんども言ってあります。その様な回答でした。
本人は死でもいいから一度、食べてみたいといいます。たしかに老人、その施設の中でも若い方なので、このまま一生食べれない生活というのは辛いと思います。
施設側からみると誤嚥性肺炎になると困るので許可はできないというのが普通でしょう。ご本人が納得いくようにもう一度、市大病院の検査を受けられればいいのですが…。
ある日、その方の居室に行くと、その方は昨日亡くなりましたと告げられました。私は頭の中にその方の言葉を思い出しました。死んでもいいから食べてみたい。人間の生活の中で食べるということはどの様な意味をもつのでしょうか?またこの先、食べれないとしたらその方はどの様な気持ちなのでしょう。
訪問マッサージ 名古屋 北区 ジャーミン
