名古屋市 訪問マッサージ ジャーミン

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〒462-0053 名古屋市北区光音寺町字野方1906-90
 訪問マッサージ ジャーミン

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明るく元気できづかいのできる対応

名古屋での話です。お部屋に行くと利用者さんがベッドにいません。部屋の片隅に酸素ボンベ。職員さんに入院されたと聞きました。1週間ほどのち退院され、訪問マッサージの許可もでたので本人にどうしたのか聞くと便秘がひどく入院することとなったといわれます。その方は脳梗塞でふだんより下剤を使っており、今回は1週間ほど出なかったそうです。体は寝たきりで自分で寝返りもうてない状態。もっと生きたい生きたいと言われます。確かに施設(有料)のなかでは1番若く60代後半。いつものように訪問リハビリマッサージをしながら世間話をしていると、施設の中に好きな職員だれだれ、嫌いな職員だれだれと言われるので、なぜそうなのかを聞いたところこう言われます。「○○さんは親切できづかってくれる。○○さんは仕事をするだけ、よく怒る。」たしかに好きだと言われる職員さんは若いけど元気で明るく、お部屋にその利用者さんの好きな歌手のポスター(新聞の写真)が貼ってあるのもその職員さんがしてくれたものです。また、利用者さんが北海道出身で娘時代をすごされたので雪が積もった日にはゆきだるまをトレイの上に飾ったりしてくれるのです。時にはその職員さんにもこうこうして欲しいと私に告げられるのですがその施設の中では一番好きなのです。そんな話を聞いていると私も元気で明るくきづかいができる対応をしなければと思います。

ゆきだるま

訪問マッサージ 名古屋 北区 ジャーミン

いつまでもちゃんと話を聞いて欲しい

先生、こんど新しく名古屋のこの施設に入られる方おねがいします。」施設長から声がかかりました。「今度来られる方はコミュニケーションのとれないかたでフロアーにいるときは車椅子、あとはベッドで寝たきりです。2時間おきに体位交換している方です、」お部屋に行き訪問リハビリマッサージと拘縮予防のストレッチをしました。訪問マッサージ中、ずっと独り言を言っておられます。よく聞いてみると「おもての工事はまだやっておるかいな~。困ったな~、息子はどこにいるんかいな~、となりのオバンはこまったもんやでー。」明らかに認知症でずーと変なことをしゃべっているのです。いつもなら普通にお話ししながらリハビリマッサージをするのでその変な話にもあいづちをします。「工事はまだやっとるで、息子さんに会ったら、よんどったことをつたえとくわー。」毎回、お部屋におじゃまする度にそんなことを繰り替えしました。しばらくすると話しの内容はおかしいながらもこちらのあいづちに対してちゃんとした返事を返すようになり、「たのむわー、ありがとね」と返事をするようになりました。フロアーに車椅子で出てきている時も、面会にこられたお嫁さんに対し息子さんの名前を言われるのでお嫁さんは携帯電話で息子さんに電話をし、おばあさんの声を涙を流しながら聞かせているのです。いくら認知症でも、変なことばかり言っていても、話を聞いて欲しい気持ちがあったのではないかと思います。しばらくしてそこの施設の職員さんからおばあさんが介護に対し「ありがとう。ごちそうさま。」とお返事されたことを聞きました。

kurumaisu

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おばあちゃんのニーズ

今から何年まえであろうか、名古屋の会社で訪問リハビリマッサージを始めてまもないころ有料老人ホームに入居されているおばあちゃんを訪問マッサージすることになりました。そのおばあちゃんは90歳以上だったかと思います。数日リハビリマッサージに通っていると「私はこんなふうに寝たきりになり、目もかなり近くのものしか見えなくなってしまったが、頭だけはボケないように昔、女学校でおぼえた国語の文章を毎日おもいだして頭の中で繰り返したり、子供のころおぼえた数え歌をおもいだしている。」と教えてくださいます。「へ~、おばあちゃんエライネ~どんな歌?」おばあちゃんは歌ってくださいます。「むかし私も株をやっていてね、そのころは儲かったわー、名古屋の栄までよく株の勉強にいったもんだわ。食堂に行くとみんながブルドッグソースを注文するので、それをみてその株を買ったらもうかったわー。」「おばあちゃんスゴイね、そのころ株をやっていた女の人は少ないんじゃない?」自分が住んでいたむかしの家のこと、まだハッキリどこになにがあるかもおぼえているとおしえてくださいます。そんなかんじで治療日に訪問マッサージをしながら会話をしていると、ある日こんなことをおっしゃいました。「私わなー、あんたと話をしているだけでもええで、ずーとここに来てくれる。」私の本業はリハビリマッサージをすることなのでそんな気の利いた話はしていなかったとおもうのですが、大変ありがたくおもいました。息子さんが選挙の応援をしていて最近、忙しくてここにはあまり顔をだしてくれない。とおしゃいその後選挙の結果をきにしていたのでおしえてあげたりしました。たぶんおばあちゃんにとってはそこでの生活はそんな普通の会話もちょっとのきずかいも不足していたのかもしれません。だから話だけでもいいとおしゃったのでしょう。たしかに介護のサービスで不便は改善できるでしょうが、利用者様のニーズはそれだけで埋まるものではありません。今のお体の状態になり、以前の生活にくらべて今の生活にかわり失ったものをすこしでも埋めることも大事なサービスです。今の利用者さんの生活で失われたものはありませんか?心はどうでしょうか?

寝たきり

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このブログでのおじいさん・おばあさんは実際には名字で○○さんとお呼びしています。

個人情報の関係で本人が特定されることのないよう、ブログ中にはおじいさん・おばあさんと表記しております。

 

 

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施設にいても社会的な役割ができることが喜び

そのおばあちゃんに合ったのは名古屋の施設の入り口の自動販売機の前、毎朝ここのお茶はまずいとレモンティーを買いに来ます。お会いする度にあいさつをしていました。しばらくすると現在の訪問マッサージの人が気に入らないらしく私に仕事がまわってきたのです。訪問初日に、前の訪問リハビリマッサージは訪問日を水増しして請求した。だから私に部屋のカレンダーに治療した日にマルをつけてくれというのです。断る理由もないので了解し、しばらく通いました。おばあちゃんはむかし菓子屋をやっていて浅間町の菓子問屋に自転車で毎日買いだしにいっていたこと。にくまんを仕入れたときはよく売れたこと。夏は氷が良く売れあれは儲かったといいました。
話の中には娘時代好きな絵描きの男性がいたけどつきあうまではいかなかったこと。がんばって商売で儲け、マンションを現在自分名義でもっていること、だんだん話のねたが増えていき、ときにそのことを私がおもいだして口からだすと笑ってくれます。施設のなかではその方はめずらしく話し相手がおり、その人が病気で調子の悪いときには落ち込まれることもありました。いつものように治療しながら話していると「お金は貯めんといかんよ」と教えてくれます。「お金をもっていないと孫にもほどこせんでな~」と言います。たぶんそのおばあちゃんにとっては施設にいても社会的な役割ができることが喜びなんだなーとおもいました。

keirounohi

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