名古屋市 訪問マッサージ ジャーミン

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 訪問マッサージ ジャーミン

ブログ

体、こころが良くなるには生活環境の変化も必要

名古屋の有料老人ホームに入居されていた方の話です。

施設長さんから、今度入居されるおばあさんは現在入院していて退院後こちらに来られます。ご家族からリハビリの希望がありよろしくお願いしますと訪問マッサージの依頼を受けました。

訪問初日に、全身のリハビリマッサージと、どのくらい体が動けるのか診させてもらうと、意外と立位もでき、てびき歩行もできるのです。この状態ならはやくよくなるだろうと思いました。

ちなみに今までリハビリの経験はあるか聞いたところ、経験あります、しかしだんだん足が弱っていったというのです。

一ヶ月ほどたつと杖も使えるようになり廊下の端から端まで歩けます。

一ヶ月もたつとお互いにいろいろな話題を話すようになり、入院する前の生活を聞くと手芸が趣味でとくにミシンで物を作ることが好きだといわれます。

私は施設がハサミの個人所有することが禁止されていることを知っていましたが、ダメもとで施設の方に言ってみてはどうかとアドバイスし、そのことを施設長様に報告しました。

しばらくたつとその方のお部屋にミシンが置いてあり、きのうぞうきんを縫ったといわれます。

二ヶ月後には施設におともだちも来られ、ときには外食にいったり、旅行までいけるようになりました。

たぶん、おばあさんはその施設でも好きなことができたこと、少し歩けるようになり気分的に良くなってきたこと、おともだちもよく施設にこられその方の環境がいい方向に変わってきたことが一番の薬になったのではないかと思います。残念ながらそのおばあちゃんは一年以内に癌で入院し施設を退去することになりました。

ミシン外食

訪問マッサージ 名古屋 北区 ジャーミン

利用者さんの本音

「私はわがままだでね。頭がおかしいんだわ、いままで何人もヘルパーさんが来たけど、みんな2・3日で断ったわ…」

その、おばあさんのお宅に行き始めたのは勤めていた会社を代わったばかりで、会社が訪問リハビリマッサージをはじめた頃。

時間には余裕があったので1回の治療に1時間ちかくかけておじゃましていました。(ほとんど、お話ばかりでしたけど)

訪問マッサージ中はいつも世間話をしながらおこなうので、ときどき、そのおばあさんが家のことで、きになっているところなども手伝って
あげました。

「ヘルパーさんは、あれはできない。これはできない。」

身体介護・生活介護・生活で使うととこしかできない。といったことです。

担当者会議が行なわれるといった手紙が私のところへきました。

出席すると最初にケアマネさんが「30分で会議は終了します。厳守です。」と言われました。

出席者の自己紹介を終え、会議の本題(主治医のところまで薬を取りに行くのが大変なので、どうにかして欲しい)が始まると、
主治医の先生が「現在、最大限の配慮はしている。一人だけ特別に扱うわけにいかないのでそのへんはわかって欲しい。」同じような内容を
20分間はなし続けました。

私は以前に「月に1回、薬をとりに行くのにタクシーを使い、そこでまた、タクシーを待たせているのに薬がなかなかでてこない」と聞いていたのです。

最後にはケアマネさんも会議のまとめで、「みんなボランティアでないので、できないこともあるけど最大限の努力はしている。」
と言うと、そのおばあちゃんは「そういうことならしょうがないけど、これからもなんとかお願いします。」と言われました。

会議が終わった翌日、私にこういったのです。

「あんたも会議に出てわかったでしょう。みんな自分のことばかりだわ。ケアマネも少しの時間しかここに来ないのに、どうして介護の計画が立てられるの?」

「おばあちゃん、確かにそんな雰囲気はあったけど、最後は了解した様なことを言っていたじゃないですか、納得いかなければちゃんと言わないと。」

結局、そのおばあさんは、実際にわがままなことも言われますが、社会的に常識がないと思われたくなく、その様な返事をされたのです。

利用者の本音

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認知症てなんだろう

名古屋の施設で、いつも車椅子でテーブルの前に一人で座られているおばあさんがいます。ずーと独り言を言っています。

在日朝鮮人で三年ぐらい前から朝鮮の言葉しか話さなくなったと職員さんから聞きました。

もちろん認知症だそうです。

ご家族におばあさんはなにを言っているかと聞けば「だいこんがどうだこうだ…」意味のない言葉を話されているそうです。

訪問リハビリマッサージにはいることになったので、朝鮮語で話しかければいいのでしょうが、それは無理なのでいつもどうり日本語で話しかけました。

「おばあさん、おはよう。今日は暑いね。ここに来る途中花が咲いていたよ。」おばあさんに通じるかどうかはわかりませんが、すこしでもコミュニケーションがとれないものか、たのしそうにお話し、たのしそうな表情をしてみました。

おばあさんの表情を観察し、笑っていればこちらも笑い、ときどきうなづいたりもしてみました。

夏の暑い日のことです。リハビリマッサージをしているとおばあさんはきゅうに私の白衣のえりをぐいっとひっぱり何か言いました。

その日は暑くて車に乗っている時はえりのボタンをゆるめていたのです。なんどもはめたりゆるめたりしているので知らぬ間にはづれていました。

たぶんおばあさんは「こんなにだらしのないかっこうをしていてはいかんぞ」と指摘されたものだと思います。

すぐにボタンをかけなおしたらうなずいておられました。

認知症で何もわからない、なにも通じないという態度で接してはいけないとあらためて思います。

その人がどの部分どれだけ認知できなくて、どの部分認知がまだできるのかはわからないのですから。

韓国語で話すおばあさん

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年を重ねることは辛く苦しいこと

名古屋での話です。お部屋のドアをあけると、いつものおばあさんが泣いています「どうしたの、今日はどこか調子悪いんかね。」「訪問リハビリマッサージはどうしましょうか?」おばあさんがいつものようにやってくれと言われるので治療に入りました。「からだは大丈夫かね?」おばあさんが話し始めました「今日、トイレに行きたくなって立ち上がり数歩あるいたらおもらししてしまった。今までこんなことなかったのに。」「そりゃー、おばあさんにとってはショックかもしれませんが、ぼくは、よその人にも同じようなことを聞いたことありますよ。みなさん人前で言うことではないので、表では話しませんが、先生ー、実はこんなことあったとおしえてくださいます。残念ながら年を重ねることはこういうことかもしれません。なんのなぐさめにもなりませんが、今はこういうことしか言えません。」「先生、ありがとう。でも最近、もの忘れも多くなってきたように思うの。毎日、日記をつけて、誰だれがこんなことを言っていたと忘れないように書いていますが、日にちをみると書くことも忘れているの。」
このおばあさんは、お医者さんの奥さんだった人で学もあり、嫁に来たときには朝から夜まで一日じゅう薬包紙に薬をつつんでいたことを教えてくださった人です。たぶん、年を重ねることは辛く苦しいことなんだとあらためて思いました。でも、すこしでも笑えるうちは笑っていて欲しいものです。いつか私も仲間入りするのでしょう。人の道だと思います。

悲しみ

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まだ、社会の一員だで!

今日、訪問マッサージに行くと新しくおばあちゃんが名古屋の施設に入居されました。私の顔を見て声をかけてきます。「私、わからなくなちゃった。いつになったら出られるんでしょうか?どうすればいいのかわからないんですよ。」「私はここの職員でないのでわかりませんが、どうしたいんですか?」「最近、なんだかわけがわからなくなってねー」「今日、ここにとまっていくのかねー。」「私にはわからないので何とも言えませんわ。他の人に聞いてみられたらどうでしょうか?」すると職員さんが近くに来られて「明日、帰るんですよ。」といわれます。認知症ですぐに忘れると思うのですが、その場は何とかやりすごせました。向うの方から声が聞こえます。「どうしよう、どうしよう」目が合い、こちらに声をかけてきました。私は、前から知っているおばあちゃんなので「名古屋城の桜はもう半分ぐらい散ってしまいましたよ。昨日の雨でもうだめですわー。」名古屋城の近くにお住まいだと聞いていたので、このように答えました。するとおばあさんは「あんたー、最近、ちっとも顔見せへんねー。」といわれます。「ごめんねー、今度すぐにくるでねー。」時間が過ぎ、もう帰ることを告げ、手を振ると「きいつけてかえりゃー」と声をかけて手を振りかえしました。認知症でも社会的なコミュニケーションをとることは、まだできるおばあさん達でした。

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